本の説明より、僕に残ったことを話しました。
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中堅の部下に、本を薦めました。
そのとき何を話したのかを、一場面だけ書きます。
部下の話を聞いていて、思い出した本
中堅の部下から、別の組織への異動を考えている、という相談を受けていたときでした。
これまでに身につけた技術を活かしながら、仕事の幅を広げたい。そういう話だったと思います。
一方で僕は、いまの組織での経験を活かして昇格を狙うのも手だと感じていました。
そんなときに、森岡毅さんの『苦しかったときの話をしようか』を思い出しました。自分の価値観として、どちらを選びたいのか。それを考えるきっかけになると思ったからです。
その場でAmazonのページを見ながら、書名を伝えました。画面を相手にも見せたのか、僕が見ながら口で伝えたのかまでは、覚えていません。
その本で、僕は価値観を整理しました
この本を読んでから、「何ができるか」だけでなく、「何を大事にして働きたいか」まで見るようになりました。
それまでは、会社で評価されることが、そのまま自分の価値だと思っていました。
この本を参考に、自分の好きなこと、得意なことを紙に書き出したことがあります。そのとき「人を理解する」のが好きだと、はっきりしました。
評価されることと、自分が大事にしたいことは、少しずれていました。このブログを始めたのも、そこからです。書き出したものの話は、40代管理職の本音を書いた記事にまとめています。
ナギ
部下に薦めたとき、何と言ったか、正確には覚えていません。僕自身がこの本を読んで価値観を整理したことを、話したと思います。
本を薦めるときは、僕が読んでどう感じたか、自分の話も添えます。
説明は一言。僕の話には、熱が入りました
本に何が書いてあるかの説明は、一言くらいでした。
長くなったのは、僕がその本をどう使ったかの話です。好きなことを、動詞で考える。それも、状況まで含めて書く。
ナギ
そうやって好きなことを50個以上書き出して、好きのジャンルを分けていく。そんな話を、つい熱を入れてしていました。
本の説明は一言でした。熱が入ったのは、僕に残ったことを話しているときでした。
部下は、手帳に書名をメモしていました。「後で読んでみますね」と言っていたのを覚えています。
良かった本ほど、熱が入ります
1on1をよくやるので、そういう場面で読んだ本のことを思い出せば、薦めるようにしています。
自分が良かったと思った本ほど、少し熱が入ります。相手はまだ、その本を読んでいないのですが。
僕も、社外の方から薦められて読んでいます
僕も、会社の外の方から薦められた本を、読むようにしています。
いま仕事で使っているインパクトフィルターが紹介されている『WHO NOT HOW』も、社外の方から薦められた本だったと思います。組織のトップに立つ方でした。
いくつものプロジェクトを並行して動かしていて、全部をご自身で見ることは難しい。新しいプロジェクトを立ち上げるときに、この考え方がいい。そう聞きました。
インパクトフィルターを僕が現場向けに5項目へ絞った話は、依頼書の型の記事に書きました。
読んだあと、その方に感想を伝えたわけではありません。ただ、仕事がうまくいった話はするので、そのときに感じ取ってもらえていたのではないかと思います。
薦める側でもあり、薦められる側でもあります。
まとめ|価値観を整理した本を、部下に薦めました
部下に本を薦めたとき、話したのは本の中身より、その本で僕に起きたことでした。
🪧 あの本を薦めたとき
- 異動の相談を聞いていて、思い出した。Amazonのページで書名を確かめて伝えた
- 説明は一言。僕自身が価値観を整理した話には、熱が入った
上司から本を薦められて、まだ読めていない人もいると思います。少なくとも僕は、読んだかどうかを確かめにいくことは、あまりありません。
その部下があの本を読んだのかは、今も知りません。
僕のほうは、その場の記憶で話してしまった部分もあるので、あとで読み直すことがあります。間違ったことを言っていなかったかな、と思って。
※この記事は、一人の管理職の一次体験です。相手や場面は、個人や会社が分からない形に整えています。
— Calmly. Surely. —
僕が部下に薦めた本
これまでにも何度か紹介してきた本ですが、今回は、部下に薦めた本として置いておきます。説明は、ここでも一言にしておきます。
※ここからはアフィリエイトリンクを含みます。
苦しかったときの話をしようか
第1章は「やりたいことがわからなくて悩む君へ」から始まる、働くことについての本です。
- 好きな行動を動詞で書き出して、強みを探す章がある
- 「会社と結婚するな、職能と結婚せよ」という節がある
- ビジネスマンの父が、我が子のために書きためた文章がもとになっている
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